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update: September 17, 2007 | Permalink
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category: cinemas Previous: ユーミンスペクタクル シャングリラIII | Next: 9月19日は"Talk Like A Pirate Day"らしい Nirvanaのカート・コバーンについて、残された貴重な映像と共にその関係者がカートの真実を振り返るドキュメンタリー作品。 wowowでやっているのを観たのだけど、なんていうか・・・死人に口なしというか、とりあえず稼げるときに稼げるだけファンから絞り取っておけというのがあまりにも露骨な感じがしてしまった。ミュンヘンで行われた最後のライブ映像とか貴重な映像だとは思うのだが、細切れに編集されていて欲求不満が残るばかり。インタビューも都合のいいように細かく編集されている感じ。 そしてカート・コバーンの「関係者」という人たちのインタビューにしても多角的に全ての面から語られているのではなく、かつてクビになったバンドメンバーだとか高校のときのガールフレンドだとか・・それって近しい人なの?というような顔ぶれ。そして、そのインタビュー内容にしても予め編集者が考えている「カート・コバーン像」というもののために編集されているように思えてしまう。まずストーリーありき、インタビューだとかはその補足みたいな。その手法は間違っていないのだろうけど・・・なんか鼻につく。 とくに、インタビューされている人のなかに伝記作家というのがいて、そいつは暖炉の前で優雅に「カートっていうのはこういう面があることが分析されます」というようなことをしたり顔で話しているのだが、この番組自体が全体的にそんな感じ。まあ、好きな人は好きなんだろうけどさ。 しかし、インタビューのなかでカートがいっていたように彼は将来的にはジョニー・キャッシュのようなシンプルな音楽を目指していたのだろうな。それでいうと、MTVでやったアンプラグドのライブは彼にとっての新しい境地だったのだろう。そして、そのライブの凄みを感じてしまうと、彼がこの世にいないのがなんとも惜しい。生きてたらどんな音楽を作り出していたのだろう。しかし、死んじゃってからもう10年以上も経つのか・・・。 Nirvanaが好きな人も、ただの騒がしくてクレージーなバンドだと思っている人もぜひこのライブアルバムは聴いてみた方がいいと思う。カート・コバーンの音楽に対する姿勢が最もよく反映されているアルバムなんじゃないだろうか。
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