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update: November 24, 2006 | Permalink
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category: travel Previous: 中国式スターバックス | Next: 北京地鉄 2日目。北京は朝の公園がおもしろいと聞いていたので早起きして行動開始。まだ夜が明けたばかりの早朝なのだが、宿の前の路地は通勤する人や朝ご飯の支度をしているような人がいて生活をかいま見ることができる。北京の人は朝がはやい。 胡同の路地裏を抜けて大通りに出るとそこは車とバスがひっきりなしに流れている。よくテレビとかでみかけていた北京の大通りを自転車で行き交う通勤・通学風景というのは、もはや車に取って代わられてしまっているようだ。それだけこの国が豊かになったということなのだろうが、なんだかちょっと寂しくもある。しかし、これだけの車が走っているとなるとそりゃ中国は石油をはじめたとしたエネルギーを「爆食」しているいわれてしまうよな。日本でいうところの高度経済成長とバブルが一緒にやってきたかのような勢いがある。 北海公園
ということで、宿の近くにある北海公園へと向かう。入り口にあるカウンターで入場券を買ってなかに入る。外の喧噪をよそになかではゆったりとした時間が流れていて、雰囲気的には新宿御苑のようだ。しかし、規模は北海公園の方がやたらとでかいけれど・・。中国ってなんかヘンだよな・・。公園のなかでは太極拳をやっている人がいたりして「おお・・ホントにやってるよ」とか感動したり、それ以外にもヘンな体操をしたりみんなで大声出してみたり、バレーボールしていたり刀を振り回す体操していたりと・・・集団でなにかをしている人がすごく多かった。日本人から見ると結構不思議な光景。しかし、スポーツクラブとか市民教室?とかでやることを全て公園でやっているということになるのだろうか。中国の公園とは憩いだけでなく、スポーツクラブから生涯学習の場まで提供していることになる。 天山公園
北海公園を通り抜けて、次に向かったのはまたもや公園。天山公園というところ。北海公園の南側出口からは徒歩で10分程度。こちらは公園内にある山から故宮と北京市街を望むことができるのがポイント。階段をひたすら上っていくのだが、日頃の運動不足がたたり山頂に着く頃には息も絶え絶え。地元の人にはげまされた・・・。しかし、山頂からの景色はそんな疲労を吹き飛ばすくらいのものだった。眼下には朝霧におおわれた故宮が幻想的に浮かんでいて、はるか下の方に見える通り(さっきまでいたところだ)では朝の通勤ラッシュがはじまっていて人々の1日がはじまっている。活気にあふれている。 胡同ツアー 朝の長い散歩を終えて宿の近くの渤海まで戻って来た。屋台のようなところで、軽く朝食を食べて(しかし、どこも混んでいる)日本で予約していた胡同のツアーに参加してみる。
ツアーに参加してみた結論から先にいうと、渤海周辺の胡同はかなり観光地化されていて、生活の勢いを感じることはあまりない。しかし、大抵のツアーに組み込まれている「胡同の家で餃子を作ってお昼ご飯を食べよう」というのは、胡同の敷地に入ることができるし(それは外から見るのとは全然違う雰囲気)、いろんな中国人と話すことができたりして楽しかった。なので、ツアーが全てではないが胡同に興味があるのであればツアーに参加するのはおすすめ。 そもそも胡同(フートン)とは、北京の旧市街を中心に点在している細い路地のことで、路地の両側には伝統的家屋建築である四合院形式の住宅が並んでいて趣がある。しかし、北京オリンピックを前に旧市街を再開発していて、胡同は急速になくなりつつある(参考:wikipedia「胡同」)。ツアーで参加したときに登楼に登って上から眺めてみたが、かなりの部分が取り壊されはじめていた。
ということで胡同をツアーで散歩してきた。ツアーは地元の中国人と一緒にまわるのだけど、自分も別の胡同の四合院に住んでいて、ツアーの最中も友だちがそこに住んでいるとか、ここには誰が住んでいるとか地元ならではの情報がある。あとは、ふだん中国人とちゃんと話す機会なんてないので新鮮でもある。いきなり、「焼肉といえば、やはり一番うまいのは犬の肉ですね」だもの。あとは、共産主義のことを結構冷めた目で判断しているのがおもしろかった。犬の肉はともかく、かなり現実的。 胡同ツアーのクライマックスは四合院住宅のなかに入って、餃子作りの体験教室ができてランチを食べるというもの。四合院は前に麗江でみたナシ族の麗江古城みたいに外からは壁しか見えないのだが、なかにはいると中庭があり落ち着いた空間が広がっている。僕が泊まっている侶松園賓館の四合院みたいにでかいものじゃなくて、ささやかだけど暖かい感じの雰囲気がある。家のなかも思っていたより光が入ってきていて明るい。僕は餃子みたいにまんまるなおばちゃんから手ほどきを受けて餃子つくり体験をしてみる。で、いくつか作ってみたらあとは餃子が焼けてくるのを待つのだが、ランチには餃子以外にも色んなのが出てきて豪華で盛りだくさん。普通にお客さんとして呼ばれたかのような感じがして楽しい。 ということで、ツアー参加は結構正解だったかも。途中でいきなり天山公園のお茶屋/土産物屋に連れて行かれたのには驚いたが。
頤和園
胡同ツアーが終わった後は西直門の駅までタクシーで移動。裏道を使っていったのだが、どこも工事中で渋滞していた。そして西直門の駅は巨大なオフィスビルとくっついていたのだが、なんか・・あんなにビル作ってちゃんとテナントはいるのだろうか。地下鉄13号線で五道口まで移動してそこからタクシーで頤和園へと向かう。頤和園の前では焼き芋を売っていたのだけど、日本で見るものよりも芋の色が濃くておいしそうだった。やっぱ寒いときには焼き芋だよな。 さて、頤和園とは1750年に建設開始されて、1886年には西太后によって再建がなされた。大部分が昆明湖と呼ばれる人造池で、古くは西太后の避暑地であったところ。中国皇室庭園の文化と歴史を伝える傑作として1998年にはユネスコの世界遺産にも登録されている観光名所です。その割にはえらく行きづらいところにあったが・・。行ってみれば公園というか庭園なのだが、規模がけた違い。昆明湖が人口の池というのにも驚いたがその横にある万寿山はその池を作るときに掘り出した土でできているというのに驚愕した。石炭掘っていったってあんなでかい山になるのには相当な時間がかかると思うのだが・・それを単に趣味のためにというのがけた外れだ。また、湖を周囲には回廊が通っていてそこの柱には京劇の絵が描いてある。そして、ここに描かれている絵は全て違うものとなっている。いまだったら、こんな公園を作ることすら無理だろうな。国の財政が傾くくらいに豪華な公園は一見の価値はある。 頤和園から地下鉄の駅まではタクシーで戻ろうとしたのだが、ここで痛恨のミス。うっかり白タクに乗ってしまった。乗って10分くらいしてメーターがおかしいことに気がついて信号待ちしている間に金を叩きつけて降りたのだが、濃いバーガンディー色が普通のタクシーだと思って乗ってしまって失敗した。やはり観光地はこういうことに気をつけなくてはいかんなと反省。全然わけ分からないところで降りたのだが、ここでタクシーを拾い直して駅へ向かって北京市街へと戻る。
ふたたび胡同
街中に戻ってきて、宿のまわりを散歩してみる。大通りから一本路地に入ってみるとそこは日本の古きよき風景が残っている感じ。車も入ってこられなさそうな細い路地では子どもが元気に遊んでいたりして、日本も昔は下町にこういう風景があったりしたのだろうなと思う。生活感のある胡同を見るのであればやはりツアーではなく自分の足で歩いてみる方が楽しい。ただ、街灯の数が少なかったり、路地によっては再開発で立ち退きされていて人気がないところもあたりするので治安には気をつけた方がいいとは思うけれど。 朝ご飯のときと同じように立ち食い屋台とかで買い食いをしつつ宿に戻る。小さい商店とかがあるのだがビールが冷えてなくて残念だ・・・。そして、ホテルのすぐそばにある商店は水とかはまあそれほどでもないが、ポストカードとかお土産物はものすごくぼったくりしていた。侶松園賓館に泊まっている場合、路地にある商店ではなく大通りまで出て買い物する方がいいかと思います。 Recent Entry
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