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update: October 8, 2006 | Permalink
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category: travel Previous: 弘前旅行1日目 - Yoshitomo Nara +graf A to Z | Next: 弘前・十和田旅行3日目 十和田 - 奥入瀬 - 八甲田 - 小岩井農場 朝起きたら雨はだいぶ小降りになっていた。今日は白神山地を通り抜け再び弘前に行ったあと十和田湖まで移動する予定。これなら白神の中を走っている林道(通称白神ライン)を通ることができるかも。昨日は嵐で通行止めだったらしい。それにしても、世界遺産のなか(端っこではあるけれど)を通り抜けるなんて強引な林道だよな。便利だけど、大丈夫なのか? とも思ったりする。 十二湖(青池、湧壷の池など) 白神ラインに向かう前にまず行ってみたのは十二湖と呼ばれるところ。ここは、大昔におきた山の崩落によりせき止められた川から作られた小さな湖が集まっているところ。実際には湖の数は30あるそうなのだが、なぜか十二湖、このいい加減なネーミング由来は諸説いろいろあるものの、はっきりしたところはよく分かっていないらしい。また、宮崎駿が「もののけ姫」を作る前に訪れた場所としても有名で「エミシの村」の元ネタとなっている(らしい)。しかし、そんなことはどうでもよくて、とにかく神聖な雰囲気の場所で僕は実際にこの目で見ることができてよかった。 クライマックスは青池と湧壷の池。ふたつとも神秘的な透明度の高いコバルトブルーの池が森の奥にひっそりとたたずんでいる。苔むした木が池の中に沈んでいたり周囲を鬱そうとした森に囲まれていてわずかな隙間から太陽の光がはいってきて池の表面を照らしている。遠くから眺めると池の部分だけに光が差し込んでいてそこだけ輝いているかのよう。不思議な光景だった。昨日から降り続けていた雨のおかげで人がほとんどいなかったのもその不思議さを強調していて、青池の碧さはちょっと恐怖さえも感じてしまうほどだった。
白神ライン 深浦と弘前を結ぶスーパー林道。厳しい山岳地帯を通り抜けることと、気候のせいもあり6月過ぎから10月下旬までしかあいていない。そして、道路はほとんどの部分で舗装されていなくて車1台がようやく通ることができるくらいの幅の場所もある。車が通る林道というよりも階段のない登山道といった方が分かりやすいのではないかというような感じ。そんな道に僕は日産マーチで乗り込むわけです。結論からいうと車はものすごく泥だらけになったけれど、マーチでも問題なく通ることができます。ただ、ギアは常に2速。そしてできればオフロードを走った経験があった方がいいんじゃないかなとは思う。僕はカンボジアでかなり過酷なオフロードを経験していて、またそういった道を運転手はどのように走っているかを見てきたので、なんとなく見よう見まねで走ってみたのだが、まあとにかく疲れる道だった。アスファルトは偉大な発明であると実感した。 西目屋村 白神ラインが通っている山深い谷にある村。「にしめや」と読むそうです。なんとなく語感的にアイヌの響きがするけど、実際のところはどうなのだろう。この村の人にとって白神ラインは山菜採りを行う道路らしく途中に軽トラックを止めて山の中に入っている人を結構みかけた。彼らは白神山地とともに生きてきた人たちなんだなあと思うとちょっと感動した。人には人の数だけ色々な人生があるものです。しかし、それにしてもこの林道はここまで山を切り開いてまで作る価値があるものだったのだろうか・・それはちょっと僕には判断つかないけれど、なくても別に困るようなものでもないんじゃないかなとは思う。山菜取りの軽トラック以外には全く他の車と出会わなかったもの。 マザーツリー 深浦から続く白神ラインの悪路を無事に乗り越えることができるとそこには通称マザーツリーと呼ばれるブナの巨木があります。これは推定樹齢が400年以上あるということで、周囲にある他の木と比べても取り分け大きい。しかし、結構道路から近いところにあって歩道もよく整備されています。そして、弘前側からここまでは道も舗装されているので比較的簡単にアクセスできます。白神山地は秋田側よりも青森側の方が観光資源がよく開発されている印象がある。きっと晴れた日に来たらとても気持ちのいい場所なのだろうなあと思うが、雨の日に来てもそれはそれで気持ちのよいところでした。
暗門の滝 弘前から白神山地への入り口にあたる部分。お手軽白神山地体験コースともいうべきところか。しかし、折からの降雨により暗門の滝への遊歩道は増水していて通行止めに。なので、仕方なくそこらへんをふらふらとしていたら雨があがり晴れ間がさしてきた。ようやくこの長い嵐も終わりに近づいているようだ。そう思うとやはり嬉しくなった。 十和田への道 弘前市内に戻ってきて、もう一度奈良美智の展覧会に行こうかどうかをかなり悩んだ。しかし、あの展覧会に行ってしまうと今日の宿泊地である十和田に着くのが何時になるか分からなくなってしまうので、かなり後ろ髪を引かれる思いではあったが断念。東北道にのって十和田へと向かう。天候は既に晴れてきていてすがすがしい。しかし、レンタカーのナビは最悪で僕の気分はいまだに雨が降っているかのようだ。だって、少し違う道をいってもリルート(ルートの再検索)はしてくれないし、どうしても弘前市内に行きたがって仕方がないし・・・そこは渋滞してるっつうの。なので、途中からはナビのナビゲーションを受けずにこれは地図なんだと自分を言いきかせて活用することにした。そうでないとやってられん。 東北道から十和田湖には峠を越える道を走ることになる。峠を越えると眼下に十和田湖が見える場所に着くのだが雨上がりの十和田は墨絵のように幻想的で美しい。昨日までの嵐が木々の葉っぱを持ち去ってしまい色のない世界に変えていた。宿につき、夕暮れの近所を散歩して1日が終わる。
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