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update: October 9, 2006 | Permalink
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category: travel Previous: 弘前旅行2日目 白神山地 - 十和田湖 | Next: 夜のピクニック さて3日目。あっという間に最終日。そしてこの旅で初めての快晴の朝。台風一過ともいうべき、すっきり掃除された青空です。朝早く起きたこともあり、浮かれて夜明けの景色を見に出かけてしまいました。夜明けの十和田は人も少なく静かで、まるで絵画のように美しい景色が広がっています。気持ちがいい朝を迎えることができて嬉しい。
奥入瀬渓流 宿で朝食を食べて早速行動開始。嵐も完全に過ぎ去って今日は道が混みそうです。向かったのは奥入瀬(おいらせ)渓流。ここは十和田湖から焼山というところからへと流れる約14kmの渓流となっていて、あちこちに滝があったりして有名なところ。僕が行った時期は紅葉にはまだ早かったのだけど、紅葉の時期にはかなりきれいなところになるようだ。天気はいいのだが先日までの嵐によって渓流は増水していて勢いを増している。滝は轟音をたてて流れ落ちている。普段はもっと渓流しているのだろうが・・これはこれである意味壮観。 散策路はその渓流を縫うように続いている。苔むした木々の間を歩くのはリラックスできてとても気持ちがいい。しかも、ほどよく手入れのされている自然なので優しい雰囲気がする。ありのままの自然って美しいけれど、ときとしてなんだか圧倒されるのだが、ここにはそういう圧倒的ななにかっていうのはなくて、どこまでも優しい自然という感じがする。なので、ぼーっとしたりぶらぶらと歩き回ったりして旅の疲れを癒した。 ところで、ここに車で来ると基本的に渓流の脇の路側帯に路駐ということになってしまう。朝イチで着いたのでまだ車もほとんど駐まっていなかったのでラクに駐車して渓流散策ができたのだが、出発する頃にはそこにバスが駐車を試みていたりとかなりの大混乱に陥っていた。奥入瀬をみるのであれば早朝がよさそうだ。それ以外だと車の排気ガスとかおばちゃんのけたたましい世間話などで川のせせらぎに耳を傾けている場合ではなくなってしまうと思う。
睡蓮沼 - 酸ヶ湯 - 八甲田の紅葉 次に八甲田の方に向かってドライブを進めてみる。十和田とか奥入瀬は紅葉のシーズンにまでなっていないが、こちらの方はいまが紅葉のさかりで山道を上がっていくほどに風景が色鮮やかになってくる。最初に向かった睡蓮沼は標高1,000mほどの場所で晴れた日には正面に八甲田山を眺めて水面にうつりこむ景色を楽しめるようだが、いったときはあいにく雲が出てきていて八甲田山をくっきりとみることはできなかった。それでも、一瞬の雲の切れ間を待って沢山のアマチュア・カメラマンたちが三脚を並べていた。僕も写真を撮るのは好きな方だけど、どうしてもこういう人たちほどには熱意をもてないんだよな。なんかこう・・熾烈な場所取りしたり、周りを顧みない行動取ったりしているのが目についてしまい自分がそこに混じるのをためらってしまう。いや、全てのカメラマンがそういう行動をとっているわけではなく、とても紳士的でいい人も沢山いるのだが・・・。ま、僕に我慢が足りないということもあるのだろうな。山は見えなかったが美しい紅葉を心に刻むだけにしておく。 次に向かったのは酸ヶ湯という場所。ここは名前が示しているように温泉が出ていてあたりは硫黄の匂いがしている。谷間のような場所に池があり、水面からは湯気が出ているのがみえる。心なしか先ほどの睡蓮沼よりも暖かい気がする。ここも紅葉は最盛期で道路にはびっしりと車が駐まっている。なんとか隙間をみつけて(小さい車ってこういうときに便利だ)、車をそこにねじこんで駐車する。なんだか不思議な景色だ。きっと人間がここを訪れることがなくなったとしてもこの場所は毎年こうして美しく色づいた景色になっているのだろうな、当たり前のことだが自然が作り出す風景って偉大だ。そして、ここで温泉とか入ったら気持ちがよさそうだなあ・・と思ったりしたのだが先を急ぐことにする。
小岩井農場 車のナビゲーションも不安だし、この先どんなトラブルがあるか分からないので帰りの新幹線が出発する盛岡へ向かうことにする。それにしても、この数日間の天気がうそのような晴れ渡った空だ・・。快適にドライブを進めていく。岩木山もくっきりと見える。思いのほか早く盛岡まで着くことができたので、ちょっと寄り道をすることに。小岩井農場へと行ってみることにする。ここは盛岡から西北に約12kmのところにあって日本ではじめての本格的な西洋スタイルの農場です。防風林に囲まれた牧草地やそれを囲っている白い柵、レンガ造りの牛舎やサイロなどの風景はヨーロッパのよう。宮沢賢治は農場とその周辺の景観を愛好し、しばしば散策したようだ。敷地内には宮沢賢治の詩碑もあり、遠い昔に宮沢賢治がみた風景を自分も同じように見て辿っているのかと思うと、なにか時間を超えて宮沢賢治とつながっているような不思議な気持ちになる。のんびりしたとてもいいところです。ホテルもあるようなので、次に来るときはもっと時間をかけてゆっくりと散歩したりしてみたい。
帰りはグリーン車 盛岡駅でレンタカーを返却して駅の近くで盛岡冷麺を食べる。おいしいのだけど、あの冷麺の麺っておいしいのだけど、ゴムみたいで消化不良になるんだよな・・。僕だけなのかもしれないけれど。ということで、今回本場で食べてみたがやはり胃が痛くなる・・。お土産屋さんで南部裂織をみたりする。名刺入れとかなかなかかわいい。そして、帰りの新幹線。帰りは疲れていると思ったのでグリーン車にしてみたのだが、これは予想以上にラクだった。まず、走り回る子供や宴会開くようなおっさん、おばさん連中がいないので車内が静か。座席も広いしリクライニングも深いのでゆっくり休むことができる。値段も指定席と比べてそれほど高くなるわけではないし、値段以上の価値があると思う。長距離の移動にははまってしまいそうだ・・・。 ということで慌ただしかったけれど充実した旅行をすることができた。しかし、奈良美智の展覧会・・もうあれで終わってしまうのかと思うとかなしい。 Recent Entry
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