Vフォー・ヴェンデッタ/ V for Vendetta

update: May 13, 2006 | | Trackback (0)
category: cinemas
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監督:ジェイムズ・マクティーグ
脚本:ラリー&アンディ・ウォシャウスキー
出演:ナタリー・ポートマン, ヒューゴ・ウィービング, ジョン・ハート

深夜のレイトショーで観てきました。10人くらいしかいなかった・・・。「オペラ座の怪人」の近未来編といってもいいんじゃないかと思えるようなスタイリッシュな映画。音楽は印象的。とくにVの隠れ家に置いてあるジュークボックスから流れるJulie LondonのCry Me a Rivericonとか古い楽曲が印象に残った。あとは、圧巻だったのはチャイコフスキーの「1812年」iconと爆薬との競演。これはなんかもう「え、ちょっとなんかのギャグなの?」と思ってしまうくらいに強烈です。

ここからは少しネタバレ

時代は近未来のイギリス。ナチスにそっくりな保守政党が悪巧みをして国を乗っ取り、盗聴や夜間外出禁止令などをしき強力な監視国家を作り出しています。そして、そんな状況に対して仮面をかぶったテロリストであるVが立ち向かうわけなのだけど、復讐心によって行動して手段を選ばない点がオペラ座の怪人とすごくキャラクターがかぶると思う。彼がいうには建物の破壊は象徴でしかないというけど、それでも世界遺産ぶっ壊すのはどうかと思う(少なくとも、僕がみてから壊してくれ)。

そして、ファシズムの台頭とか製薬会社の黒い陰謀だとかアメリカの戦争の泥沼化とか様々な政治的なメッセージが盛り込まれているのだけど、盛り込んだわりには結局ファシズムの関係者をぶっ殺して終わりかよ!他の問題はどこいったんだよ。ファシズムなくなれば全てはバラ色なのだろうか。つーか、あのバラの謎は映画以外の方法で解決しないといかないのだろうか。

そして、そんなことよりサトラーさん(ヒトラーに似た悪の党首)よ、Vがそんなに脅威なら刑事2人じゃなくてもっと軍隊とか総動員して対応してればあんな結末ならなかったのに、あなたうっかり者過ぎますよ。だいたい、彼の隠れ家はナタリー・ポートマンがこっそり侵入できるようなセキュリティしかないのにさ・・強力な監視国家がなぜそれが見つけられないんだよ・・・。

ということで、スタイリッシュでかっこいい映画なんだけど、わりとツッコミどころは満載というかなんというか。ただ、映画そのもののインパクトは結構あるし、なにしろナタリー・ポートマンの坊主頭は必見です。一休さんなみに頭の形がいいです、この人。

サントラはこちら
V for Vendetta [Soundtrack]
V for Vendetta [Soundtrack]

Vフォー・ヴェンデッタ
Vフォー・ヴェンデッタ

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