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update: May 14, 2006 | Permalink
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車にETCつけた記念にどこかに出かけてみたくなり、前々から気になっていた川村記念美術館に行ってきました。ちょうどシャガールの特別展をやっていてそれもちょっと観てみたかったし。しかし、最近千葉方面が多いな・・・。 ということで、東関道を通って佐倉まで。この高速って成田空港へ向かうためなのか、やたらと整備されていて、あまり混むこともなく常磐道なみにお気に入りな高速のひとつ。 それはさておき。川村記念美術館とは千葉県佐倉市郊外にあって、大日本インキの研究所の施設とともに広大な庭園のなかに建つ美術館となっています。庭園にくっついてる池には白鳥がいたりする。収蔵されているのは、大日本インキ化学工業の創業者・川村喜十郎をはじめとする川村家3代が集めた現代美術の絵画がなど。入ってすぐの所にレンブラントの絵があったのにはびっくりした。インク業ってそんなに儲かるものなのか・・と下世話なことが頭をよぎったりする。 そんな感じで1階は常設展となっていて、レンブラントとかモネとか・・あとは現代作家の作品が並べられています。建物自体は美術館らしくないというか、ホテルのような病院のような面白い作りになっていて雰囲気がある。しかし、レンブラントがあるなんて・・・。あなどれん。 2階は「マルク・シャガール ラ・フォンテーヌの『寓話』 」という特別展。ラ・フォンテーヌの『寓話』とは、17世紀フランスの詩人、ジャン・ド・ラ・フォンテーヌが様々な動物が登場する寓話を集めた作品で、内容は結構シニカルというか生々しいものもあったりする。なんていうか、「安易に人を信用してはいけない」みたいな内容とか、わりと悲観的な寓話が歴史的なベースとなっているのをみると、「日本昔ばなし」とかってすごくお人好しでなあなあな感じなのだなと感じる。国民性ってこういうところに出てくるものなのかもな。 シャガールの作品は版画で、なおかつ色数にも制約があるのだけどその版のラインが、ちょっと暗くて陰鬱な雰囲気というか独特のものがある。部屋に飾っておきたいかといわれると、悪くはないんだけどちょっと悩む感じ。しかし、この版画のところにそれぞれ、主題となった寓話が書かれていてその内容がひねくれていて、版画とすごくあっているように思えた。これは、組み合わせの妙ってやつだな。
で、この美術館のもうひとつの売りは広大な庭園というか森林です。というか、この森林に美術館が付属しているといってもいいと思う。ちょうど雨上がりのタイミングで到着して森のなかを歩いてみたのだけど、これがもうすごく気持ちいい。森があるとないとで、こんなに違うものなのかってびっくりするくらい。まえに「かもめ食堂」でフィンランド人がゆったりとしているのは森があるからだと答えているシーンがあったけど、それがすごく実感できる経験だった。なにも考えないでぼけーっと森の中を歩いているだけで、すごくリラックスした感じになるしリフレッシュできる。デトックスとか色んなヒーリング?があるけれど、森の中を散歩っていうのが一番自然でいいことなのかも。それでいうと、東京から森が失われてしまったのは残念でならない。日比谷公園のは森じゃないしな・・・。
庭園の中心部分にある池には白鳥が飼われているのだけど、なんかすごく大事に扱われている感じがして優雅に池を漂っていた。千波湖でみたやつらなんて、ひょっとして住民税取られているんじゃないかっていうくらい当たり前のものな扱い受けているのに・・・えらい違いだな。
ということで、この美術館は森の散策するだけでもかなりオススメです。今度は雨の日とかにも来てみたいもんです。 Recent Entry
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