キャシャーン/ Casshern

update: February 5, 2006 | | Trackback (0)
category: cinemas
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伊勢谷友介 紀里谷和明 麻生久美子
松竹 2004-10-23

by G-Tools

「キャシャーンががやらねば誰がやる!」。って知らんがな、そんなもん。

テレビでやっていたので、とりあえず観てみたわけです。映像はきれいだったけど、観終わってからぐったりししまいました。「これは映画のパワーにやられたのか・・」とも思っていたんだけど、寝る前まで目がちかちかしていて「そうか・・単に目が疲れてぐったりしたのか・・」というのが分かり、危うく「観覧車の理論」(デートで観覧車に乗ると恐怖のどきどき感が相手に対するどきどきと勘違いしてしまうという)のように惑わされるところでした。ふう。

どちらにしても。

映画を観ていて思ったのは「行間を読め!」みたいな感じで説明がなさすぎなんです。そのわりには「我々には生きる権利がある!」とか「憎悪で戦ってはいけない!相手を赦すのです」みたいな行間でそっと味あわせて欲しいものは思い切り全面に出て大々的に主張されていたりして・・まあ、好みの問題だとは思いますが大河ドラマみたいにいちいちナレーション付けて欲しいとまではいわないまでも、少しくらいは説明してくださいよと思ってしまいます。僕はあとで解説サイトをみて復習しましたよ・・・。

それと、戦争をはじめるのは憎悪だということなんですが、実際のところブッシュなんて殆ど信仰だか経済的な利害関係だか憎悪とか縁のないところで戦争ふっかけていますし、そして戦争を終わらせるのは「相手への赦し」だとかいわれても、イスラム教徒なんて1,000年近く前の戦争のことまで持ち出してきて憎悪感を養っているというのにそんな簡単に赦せるならば、この地球は「戦争」なんて言葉が古語になるくらいの昔から神の名のもとにどこまでも平和が続いているんじゃないかと思うわけです。それでもまだ、赦せというのかと。たぶん、それは無理な話しだろうな。

でもまあ、こんな揚げ足みたいなことをいっていても仕方のないことなので。商業的には成功したといわれているこの映画。どこがよかったのかというと、それは断片的な映像の斬新さと(それは目の疲れをよぶものであったとしても)、出演している役者の存在感なんじゃないかと。とくに、雨上がり決死隊の宮迫さんは「あー、うー」しかいわないなかでの演技はすごかった。この人、すごい役者なんだなと思ってしまいました。

written by sinn
 

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