チキン・リトル/ Chicken Little

update: December 29, 2005 | | Trackback (0)
category: cinemas
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2005_1229.jpgチキン・リトル

劇場でみた今年最後の映画はこの作品。吹き替え版しかやっていなくて、子供向けか?とか思ったんだけど、色んな映画のパロディや毒があったりして結構楽しめました。あくまでも見た目は爽やかなディズニーさん、あんたここまでやっちゃうのか、みたいな。

ストーリーや内容についてはビッグフィッシュのニワトリ編というか、分かりあえない親子が理解しあうまで物語で、子供のことを理解できない父親が理解するまでの過程が描かれている。最初のうちは父親に対して腹立たしい感じもあったのだけど、子を思う親の気持ちは誰も一緒で強いという感じでしょうか。

それとともに僕がすごく感じたのはアメリカ人って本当にヒーロー願望が強いんだなあということです。ヒーローじゃなかったら人間じゃないとまではいわないまでも、誰もが色んな形でヒーローを夢見ていたり、ヒーローだったことを誇りとしていて、かつての日本の学歴信仰にも近いものがある。なんであってもヒーローになっておけばハクがつくんです、というような感じ。

ワシントンやリンカーンからはじまり、ロッキーやランボーからスティーブ・ジョブズまでなんでもかんでも神話化してしまうアメリカ人という人たちの特徴がすごく出ているなと思いました。チキン・リトルはチャンスをものに出来たからよかったけど、そうじゃない人も沢山いたりチャンスすら感じない人だって相当数いるわけで、ヒーローになれない(なれなかった)大多数の人はなにを糧に生きていったりすればいいんだろうね。

でもまあ、そんな負け組のことなんか気にしないで、あくまでもどこまでもカラフルで輝かしい未来!ポジティブ全開!ってのがディズニーらしくもあるわけですが。まあほら、色んな価値観が氾濫して訳の分からない世の中だからこそ、こういう割り切った映画ってのがあってもいいのかもね。よく分かんないですが。

チキン・リトル@映画生活

written by sinn
 

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