ALWAYS 三丁目の夕日

update: November 12, 2005 | | Trackback (0)
category: cinemas
Previous: イン・ハー・シューズ/ In Her Shoes | Next: Jamiroquai/ Dynamite Tour at 日本武道館
2005_1112.jpgALWAYS三丁目の夕日
監督:山崎貴
出演:堤真一,吉岡秀隆小雪薬師丸ひろ子掘北真希もたいまさこ三浦友和

近所の映画館でレイトショー。あまりにも遅い時間だったせいか、結構のんびりと観ることができました。ってか、この映画も抜群に面白い。

まず、冒頭シーン。いかにも悪ガキそうな子供たちが飛ばした模型飛行機はまだ舗装されていない路地を抜け、路面電車が走る大通りに飛び出し、そして建設中の東京タワーへと流れてって・・・いうこの街並みに早くもやられてしまう。じつはこのほとんどはVFXの実在しないものなのに、そんなことはどうでもいい感じがします。映像の躍動感に感動。

実際の昭和33年がどんなものだったのかというのは、たとえば こんなサイトで調べてみると、東京タワーの完成以外にも関門トンネルもできたりしていて、確かにいまの日本人にとってターニングポイントになった年のようです。でも、この映画のなかではそんな大きな流れではなく、もっと身近なこと、いまの日本からほぼ失われてしまった近所というコミュニティや家族の幸福とはなにかっていうことが描かれています。でも、もうそんな映画で描かれた時代から「50年後」には路地や商店街はつぶされ、家族は崩壊して親子揃って夕日を眺めることもなく・・・まるで違う夕日になってしまっているわけだけど。でも、この映画がなんでこんなに面白いのかというと、そんな失われてしまって二度と戻ってこない世界が映画のなかでは活き活きと躍動しているからなのだろうな。とにかく、色んな細かいシーンのどれをとっても懐かしくて暖かい雰囲気であふれています。

これって、ほかでもみたなあと考えてみたんだけど、カンボジアの田舎ってこんな雰囲気がある。表通りを一本入ればそこはまだ未舗装の路地があり、夕焼け空のなか家からは晩ごはんの支度をしている匂いが路地に漂っていて、子供たちは暗くなる寸前ぎりぎりまで外を駆け回って遊んでいる。そういう風景がまだ残っていて、なんだか昔の日本ってこういうところがあったんだろうなあって思うことがよくある。だからこそ、僕はカンボジアっていう国に親近感があるのかも。

と話しがずれてしまいましたが、映画に出てくるキャラクターはどれも魅力的。少年達の演技にもやられてしまいます。しかし・・いまは新橋とかで酔いつぶれているおっさん達も、かつてはこんな映画に出てくる少年のように活き活きとして素直そのものっていう時代があったわけですよね・・その当たり前の事実になんか愕然とするものがありました。

関連商品
-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ
ALWAYS 三丁目の夕日 o.s.t
「ALWAYS 三丁目の夕日」夕日町オフィシャルガイド

written by sinn
 

Recent Entry

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL: http://1975.heteml.jp/mt/mt-tb.cgi/171

広告

MoMAオンラインストアジャパン
 
Sony Style(ソニースタイル)

アーカイブ

Flickr

www.flickr.com
This is a Flickr badge showing public photos from sinn. Make your own badge here.