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ここのところ、中国旅行で出会ったチベット仏教の影響で、最近は仏教関連の本を読むことが多く、このサイトにも読んだ本をメモしていこうかとも思ったんだけど、大乗仏教が・・とか宗教がらみのことを書き始めることによって僕が望まない(神秘好きなちょっと変わった)人たちがやっきたら面倒だなあ・・とかいう一抹の不安があり書かずにいました。 そんななか、久々にちょっと現世的な普通の本を読んだのでこれはメモしておきます。近所の貸本屋で借りてきて通勤の電車のなかであっという間に読み終わってしまうくらいの長さなのだけど、読後感は独特の胸に残る感覚があって「ああ、こういうのって村上春樹らしい」って思ってしまいます。 全体的な話しの内容は読んでいただくとして、僕も神秘的な現象とか全く信じていないんだけど、話しに出てくるような日常のなかに紛れ込んでいる不思議な体験や巡り合わせってあるよなあと常々思っていたので、そういう感覚を小説を通して色んな人と共有している感じがする。「よくいってくれた!そうだよなあ」みたいな。 だいたい、いまの僕がこの場所で仕事できているという事実がそんな巡り合わせの結果であり、これって僥倖としか思えない。屋根のあるところで働けるなんてありがたい。ちゃんと恩返ししていかないとなって再確認。 僕は最初の「偶然の旅人」っていう話しとラストの「品川猿」が好きかな。品川猿の方はいままでの春樹節世界が堪能できるかと思います。そして公式サイト?の村上モトクラシでは「偶然の旅人」の冒頭が立ち読みできます。よかったら読んでみてくださいませ。結構面白いですよ。 Recent Entry
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