モーターサイクル・ダイアリーズ/ The Motorcycle Diaries

update: October 16, 2005 | | Trackback (0)
category: cinemas
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B000803C8O モーターサイクル・ダイアリーズ
ガエル・ガルシア・ベルナル ウォルター・サレス ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
(2004)

by G-Tools

週末引きこもり映画生活第二編はこれ。ずっと見逃していた「モーターサイクル・ダイアリーズ」をようやく観ました。思っていた以上にいい映画でああ・・・スクリーンで観ればよかったなあと後悔。

なにはともあれ旅行に出たくなる映画です。バイクの免許も取りたい。そして、深夜特急じゃないけど、ある意味こんな酔狂な旅に出るには、やはり若く無防備で失うものがないからこそ出来る旅なのだなと思ったりして、そう考えると僕はもうそんな旅が出来るに最期の頃を迎えているんじゃないか、そんな大事なときに夜中まで会社のデスクでキーボードぱたぱたさせていていいんだろうかと、そんなイケナイ考えがふと頭をよぎったりするのですが。

この映画を観ていると思うのは、旅の醍醐味というかそういうのって、単に移動して景色を見るだけではなく、色んな価値観からくる反応を経験することによって自分がどう考えるのかっていうその思考回路の確認や幅を広げることなんじゃないかと。ガイドブック持って移動して景色眺めてうまいもの食うだけなら、別にそこの場所に行かなくても「世界の車窓から」でも見て、そのあとレストランでも行けばいいわけだし。
だから、そうして考えると、なにも遠くまで移動することだけが旅じゃない、色んな考え方を知ったり、色んな苦労を味わったりだとか、そんでもってそれを乗り越えたときに得ることができる経験とか積むのが旅だとするのなら、別にいまの僕だってそうじゃないかと自分を納得させてみたりして、旅の欲求をそらせてみたり。

ゲバラ自身、最初は共産主義には全く興味のない青年だったのだけど、旅を通じて色んな経験をしていくうちに、いまの自分たちがいる世界観に疑問を感じていき、その結果カストロたちと合流して共産主義者となっていったのだけど、ゲバラ自身は別に主義とかどうでもよかったんじゃないかなとふと思った。一言では簡単に言い表せないけれど、いろいろと考えるところの多い作品でした。

モーターサイクル・ダイアリーズ(文庫版)
エルネスト・チェ ゲバラ Ernesto Che Guevara
4043170025

written by sinn
 

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