星になった少年/ Shining Boy and Little Randy

update: July 17, 2005 | | Trackback (0)
category: cinemas
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B0009OARUK星になった少年~ShinningBoy&Little Randy~
監督:河毛俊作
出演:柳楽優弥, 常盤貴子, 高橋克実, 蒼井優, 倍賞美津子

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映画館の入り口にでっかい象のぬいぐるみが置いてあって、それがかわいいので気になっていた映画。レイトショーでやっていたので観てきました。

そういえば、僕は前にチェンマイの田舎の方で象に乗ったことがあるのだけど、あれは強烈な体験だった。象のあたまをぺたぺた触ってみたり、鼻でごにょごにょやられて遊んでみたり・・・なんだか象って心が広いというか僕らと生きている時間の感覚が全然違うような気がする。しかしその後、何頭かで列になって山道を歩いていたとき、僕の前にいた象が他の象が出したばかりのうんこ(だと思う)を鼻でつかんで、近くにいたヨーロッパ系の外国人に投げつけたり、川の水をぶっかけていたのはいま思い出しても結構衝撃的・・・。あの心の広そうな象たちがなんでそんなことしたのかはいまもって全く不明。でも、頭のいい象のことだからなにか理由はあったのだろう・・・。うるさくて黙らせるためにやったとか、もしくはあそび? しかし、あんなもん鼻でつかんで臭くないのだろうかって他人事ながら気になるところ。
そのあと、首長族(カレン族)に会いにいったのだけど彼らは象使いの名人として知られているらしくきっと主人公の少年が留学したのもカレン族と関係がある学校だったのかもな。映画にも出てくるような緑の濃い、カレン族が住んでいる谷あい入ると、遠くの森のなかを象がのんびりと歩いているのが見えたりして、そのあまりにも日本と違う景色に随分遠くに来たんだなあと感じたことを覚えている。そして、そんなタイの田舎に小学校を出てすぐの少年が単身留学しに来るっていうのは、僕が旅行で訪れる以上にかなり強烈な体験だったんじゃないかと思う。映画のなかでも食事や言葉の問題とかがあったけど、それ以外にもトイレ(手で洗う)やシャワー(基本的に水)だとかかなり異なる生活環境にがあるし、そういうものによく一人で適応できたなあと思う。いやまじで。僕が小学校卒業してすぐタイにいって1年半暮らせといわれても無理だったと思うもの。いまだったら・・・ふつうに蚕の幼虫とかも食べてるし、全然暮らせそうだけど。

しかし、若くしてそんな強烈なカルチャーショックを受けた少年が日本に戻ってきて、家族を含めた周りとうまく馴染まなくなってしまうのは、なんとなく分かる気がする。しかし、象を通じて少しずつだけど孤独が癒えて分かりあえてきて、この先の将来はどうなるんだろうっていう矢先に死んでしまったのは本当に残念。いったいどういう大人になっていたのだろう・・・。とにかく前編はタイの自然に癒され、後半は少年の純粋さや気持ちに感動して、きれいなシーンも沢山あるしすごくいい映画だと思う。チェンマイ行きたくなる。最後に。僕が最も印象に残ったのは象と少年が海辺にいるシーン。なぜだか「星の王子さま」を思い出してしまった。

星になった少年@映画生活

written by sinn
 

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