大いなる休暇/ LA GRANDE SÉDUCTION

update: June 20, 2005 | | Trackback (1)
category: cinemas
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大いなる休暇

大いなる休暇/ LA GRANDE SÉDUCTION
監督:ジャン・フランソワ=プリオ
脚本:ケン・スコット
撮影:アレン・スミス
出演:レイモン・ブシャール, ディビッド・ブータン, ブノワ・ブリエール, ピエール・コラン, リュシー・ロリエ

(2003)

会社帰りにシネスイッチ銀座で観てきた。「スローライフも楽じゃない」というキャッチコピーだけが前知識で、どこの国の映画なのかもよく知らなかったんだけど、フランス語圏のカナダの映画で本国では大ヒットを記録したみたい。

そして、観てみたわけだけど、さっきのキャッチコピーはまさにその通りという感じで、一見のどかで優雅にみえるスローライフも裏では過疎化や失業、無医村など切実な問題を抱えていることが描かれている。そういえば、うちのじいちゃん(医者)もその昔、鹿児島にある孤島の村に赴任したときは、10年ぶりに医者がやってきたとかいって、そりゃもうすんごい歓待ぶりだったことを重ねながら観ていたんだけど、この無医村や代理医者の問題はメインストーリーとは別に現実問題として深刻なのはどこの国も同じことらしい。そりゃ、なんとしてでも引き留めたいと思うだろうな。

ということで、村民は自分たちの生活のために、村が抱えている問題を全て隠して、スローライフのよさをアピールするために涙ぐましい努力のもとにウソを重ねて、医者の真意を知るために電話の盗聴までしてしまうんだけど、心根はいい人たちで、こういう悪行もなんだかほのぼのしていて憎めない。ただ、コカインやっている美容整形医があんな急にすぐ改心しちゃうのだろうか?とか思ってしまう僕はきっとひねくれているのだろう。

ところで、舞台となったサントマリ・ラモデルヌ島。たぶんこの映画の季節は夏くらいで、空の景色とかはとてもきれいなのだけど、緑の少ない荒涼とした大地は冬の厳しさを物語っている。僕がこの村に赴任しろっていわれたら、ちょっと考えてしまうかも。寒いの苦手だし・・・。

written by sinn
 

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