エターナル・サンシャイン/ Eternal Sunshine

update: April 15, 2005 | | Trackback (2)
category: cinemas
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エターナル・サンシャイン エターナル・サンシャイン/ Eternal Sunshine
監督・原案:ミシェル・ゴンドリー
脚本・原案・製作総指揮:チャーリー・カウフマン
出演:ジム・キャリー, ケイト・ウィンスレット, イライジャ・ウッド, キルスティン・ダンスト
(2004)

きっと2099年くらいに21世紀を振り返るテレビ番組とかがあったとして、そのなかで今世紀におけるマスターピースの恋愛映画を決めることがあれば、まず間違いなくノミネートされるんじゃないかと思うくらいの作品。少なくとも、僕のなかではマスターピースっす。最後のシーンも含め、面白い時間軸の展開するストーリー、ケイト・ウィンスレットの髪の毛の色など、さまざまな色調、部屋のインテリアなどのちょっとした小物、クールだけどちょっともの悲しい音楽など、全てにおいて強烈な印象が残ります。

『ヒューマンネイチュア』のミシェル・ゴンドリー監督と脚本家チャーリー・カウフマンが再び組んだ本作品。失恋の痛みに苦しむ男が、別れた恋人の記憶を消そうと奔走するというお話。アホなギャグ炸裂キャラだと思っていたジム・キャリーが意外な抑えた雰囲気を出して好演。お話は、舞台の季節が冬のシーズンということもあって、どことなく切ないんだけど、どことなくユーモアがあったり、この屈折した雰囲気はカウフマン脚本独特のものだなあ・・。ただ、ノーマルでハリウッド的な恋愛映画を期待していると、思いっきり肩すかしをくらうはず。この映画をどう感じるのかって、まさにその人が持っている記憶によるんじゃないだろうかって思う。人が色んな事経験して、そして記憶していって、それとどう折り合いつけてその先の人生を生きていくのかみたいな部分の琴線にふれるところがある。記憶と感情の関連性というか・・・、とにかく時間を遡って記憶を消していくというスタイルはとても、分かりやすくてよかった。いろいろ思うところはあったのだけど、ネタバレもありそうだし、ここらへんで。

そして、BECK がカバーするKorgisの「Everybody's Gotta Learn Sometimes」はすんごい素晴らしい。J-Waveでもがんがんかけられていて知っていたのだけど、映画のなかの風景と重なるとすごく心に突き刺さる感じ。BECKはこの先どこまで伸びていくのだろう。僕としては、このサントラはすごく気に入るんじゃないかと思う。

しかし今回のこの作品の成功はカウフマン脚本によるところが大きい。この人って「マルコヴィッチの穴」といい、面白い切り口で頭の中身に入っていく事が多いのだけど、機会があったらぜひとも養老孟司とか利根川進との対談っていうのをやってみてもらいたいもんです。なんかすごく面白そうな気がする。

「エターナル・サンシャイン」サントラ盤

written by sinn
 

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